刻々と変化するプロセス改良を設計へと反映しながら、
プロジェクトを適切にコントロールする

三菱ケミカル岡山事業所の液晶テレビやスマートフォン等(※液晶ディスプレイの主要部材である偏光フィルムの素材)の増産に伴い、原材料の生産設備の老朽化対応と、既存生産設備をより効率化して設備を増設するプロジェクトを担当しました。 本件は4社による競争見積りによって発注先の選定がなされ、当社が最安値で見積もりを提示し、発注いただくことができました。

本プロジェクトにおいて当社は、配管設計と資機材の調達、古い機器・配管の撤去と新たな機器の据付・配管の取付工事、塗装・断熱工事、電気工事を担当しました。 客先から提示された詳細設計に基づいて、工事施工計画を作成し、作業の効率化や要員調整など事前に社内で検討を実施し、クリティカルパスの把握に務めました。

本プロジェクトでは、より効率的な増産のためのプロセス改良が同時並行で進んでいたため、頻繁に設計図面の修正や、最適化に向けた設計内容の変更・改造等が行われました。 スケジュール通りにプロジェクト進捗させるべく、協力会社と情報共有を徹底し、日々朝夕のミーティングで各種工程調整を行うことで、大きなミスやトラブルを未然に防ぐことができました。

また、新型コロナウイルスの影響で、中国・上海からの貨物がロックダウンにより、到着が大幅に遅れる事象も発生しましたが、お客様と密な情報共有によって、工事単位ごとに工程を調整し、スケジュールの遅延を未然に抑えることができました。

これらの取り組みによって、本プロジェクトは工事期間から営業運転に至るまで大きなトラブルを起こすことなく進捗し、生産の垂直立上げにも成功しました。


概要

目的 光学用ポリビニルアルコールフィルム需要増加に伴う増設
工期 2021年9月~2022年10月
受注金額 3.6億円
工事範囲 配管設計、資機材の調達、機器・配管の撤去、足場仮設、機器据付、配管工事、塗装・断熱工事、電気工事