プラントをこの手でつくる。

社員紹介:技能職 据付

WHY MECT?

名前の通った大きな会社
というのが大きな理由

子どものころから父親が農業用の機械などを修理しているのを手伝ったりしていたこともあり、機械をさわるのが好きでした。当時は、なるべく早く家の手助けをしたいと考えており、工業高校の機械科へ進学しました。三年生の面接で、先生から「三菱化成の子会社で将来性もあるよ」といって推薦してもらったのがエムイーシーテクノの前身の菱化工業でした。自分としても、名前の通った大きな会社に入れることは誇らしく、嬉しかったのを覚えています。正直なところ据付という仕事についてはよく知りませんでしたが、重量物を動かすなど体力が必要な場面が多いので、高校で柔道を続けてきたことが評価してもらえたのではないかと思っています。ただ、部活を引退してから時間が経過したこともあって体重がベストより10キロほど増えてしまい、入社直後は体を動かすのが少しきつかったですね(笑)。今となってはそれも良い思い出です。

MY WORK

ダイナミックな仕事に見えて、
じつは繊細で奥が深い

据付の役割は、その名が示すように機器類を据え付けたり、取り除いたりすること。よく知らない人には単純な作業にしか見えないかもしれないが、実は非常に繊細さが要求される仕事なのです。

例えばスチームタービンのオーバーホールを行う場合には、タービン上部の蓋を外し、中のローターを取り出さなくてはいけません。この大役を担うのがわれわれ据付チームです。約7トンの巨大なローターにワイヤを掛けて、クレーンで吊り上げて取り出し、メンテナンスが完了したら再びクレーンで吊って元に戻す。一見すると単純な仕事に思えますが、実はローターとタービンの筒との隙間はコンマ数ミリ。少しでも変形させたら動作不良や性能低下の原因になるため、ぶつけることは絶対に許されません。長年の経験からくる勘、緻密な計算、冷静な判断力が求められる繊細な作業と言えます。冷や汗をかくことも時にはありますが、無事に作業をやり終えたときの充実感は一口では言い表せませんね。

EPISODE

60トンもの巨大設備を人力で動かす。
これぞ据付の力

今も強烈に記憶に残っているのが、20年ほど前に行ったタービンの復水器更新工事です。これは重さ60トンの復水器をタービン建屋の中に納めるというもの。クレーンが入らないため、すべて人力でやるしかなく、ウインチやローラーを使って進行方向を変えながら狭い隙間を抜けて、最後に深さ50センチほどのピット内に納める。とくに苦労したのが最後の部分で、角材と板でつくった仮の台に復水器を載せ、ジャッキアップして板を抜いて一段下げるという作業を何度も繰り返しました。結局、8人で1週間ほどかかり、連日、汗だくになったのを覚えています。

据付の仕事には、高所での作業も多くあります。私自身が経験した最高所記録は、高さ140mの煙突の先端での作業。命綱にぶら下がって踏板の裏側に回り込み、バーナーを設置しました。このように危険を伴う作業が多いですが、安全面での対策は万全を期していますのでご安心ください。

FUTURE

若い人材を育成し、
技術と技能を後世に伝えたい

今後の課題として、今一番頭を悩ませいるのが後継者不足の問題です。据付の仕事は、さまざまな知恵と工夫が詰まったノウハウの結晶のような世界。しかし残念なことに若手が育っておらず、その技能を伝承していくことが難しくなっています。どれだけコンピュータや機械が発達しても、最後には必ず微調整など人の手に頼らなくてはできない部分が残ります。一人でも多くの若い人材を育成し、技術・技能を後世につなげていくことが、われわれの使命だと感じています。

MESSAGE

求む、目立ちたがり屋!

高所作業や重量物作業など、普通の人では経験できない貴重な体験ができる仕事です。危険を伴うことが多いので慎重さは必要ですが、高いところが好きな目立ちたがり屋や、仕事の充実感を求める人に向いた仕事だと思います。

MUST ITEM

シノ付きラチェットレンチ

ボルトを回すラチェットレンチの持ち手に「シノ」が付いた工具。シノは番線(針金)を結束する際に使い、針金の輪に先端を差し込んで締め上げます。また配管のバルブが固いときにはシノを梃子のように使って回すことも。これ一本で三役の優れもの。

PRIVATE

クルマで遠くまで

週末はクルマで遠出するのが楽しみ。穏やかなマイホームパパに見られがちですが、意外と飛ばすほうかもしれません。家は倉敷市内ですが、目的を決めずにフラッと出かけて、気が付いたら「あれ、大阪?」なんてことも多いですね(笑)。

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